さて、UCI JSAのWebmasterから指名を受けたのでちょっくらNBAについて書いてみたいと思います。
NBAは現在2コンフェレンス、3ディヴィジョン、そして32チームの編成になっていて、コンフェレンスは東と西、そしてそれぞれのコンフェレンスに3つずつのディヴィジョンがあります。各コンフェレンス内のチームとは4試合ずつ試合をし、他コンフェレンスのチームとは2試合ずつ試合をします。それぞれホームとアウェイが半分ずつになります。 今現在NBAはPlayoffsと言って、シーズン82試合が終わった後の各コンフェレンスの上位8チームが1位と8位、2位と7位という感じで上位チームが有利になる組み合わせでのトーナメント戦が行われています。トーナメントは7戦勝負で4戦先勝になっています。すでにPlayoffsが始まって数週間経っていて、残っているチームは8チーム。東ではデトロイト(以下DET)、シカゴ(以下 CHI)、クリーブランド(以下 CLE)にニュージャージー(以下 NJN)が、西ではサンアントニオ(以下 SAS)、フェニックス(以下 PHO)、ユタ(以下 UTA)にゴールデンステイト(以下 GSW)が勝ち残っています。 CLEとNJNの試合の見所はなんと言っても二人のスーパープレイヤーでしょう。CLEのLebron JamesとNJNのVince Carterの二人はリーグ屈指のプレイヤーです。二人ともオールスターに選出されるほどの実力で、体格もポジションも似ています。スーパープレイヤー同士の対戦はお互いのプライドと技術を削りあう死闘となることが多く、見逃せない対戦です。二人のチームメイトとしてNJNはJason KiddとRichard Jefferson、CLEはLarry HughesとZydrunas Ilgauskasの活躍が勝利には必須だという予想です。二つともハイスコアを叩き出す可能性があるチームなので、ハイスピードな展開になるかもしれません。足を止めてのハーフコートでは、将来殿堂入りが確実視されているPoint GuardのJason KiddがいるNJNが少々有利でしょうか。
DETとCHIの試合は3勝1敗でDETがリード。DETはディフェンスに定評があり、2003年のチャンピオンになった年からほとんどメンバーが変わっていなく、優勝を狙えるチームという評価をする人もいます。CHIは今年Michael Jordan以来のPlayoffsシリーズ初勝利を得た若いチームで、過去4戦ではDETのディフェンスに苦戦するシーンが目立ちました。CHIは0勝3敗からの逆転を狙っていて1勝を得ましたが、0勝3敗からの逆転劇はNBAの歴史上一回も成されていません。大体0勝3敗になった場合、チームの地力に差がある場合が多く、逆転するのは至難の業です。そしてそれ以上に精神的な要因も大きく、3連敗した相手を精神的に上回るのは難しいでしょう。しかし、CHIの失敗を恐れない若さがあれば、いい勝負ができるかもしれません。ただ、第4戦は明らかにDETが不調だったので、第5戦でリーグ1,2を争うディフェンスが復活するとDETに分があるかもしれません。
西のSASとPHOは全く違うタイプの二つのチームです。PHOは機動力を生かして速攻からのレイアップや3ポイントを狙うチームです。去年、一昨年とMVPを獲得したSteve Nashを起点とした流れるような攻撃は観客を魅了するでしょう。一方のSASはディフェンス主体のチーム。大黒柱のTim Duncanを中心として、ディフェンスを固めながら安定した攻撃力で相手を蹴散らします。SASが2勝1敗でリードしていますが、1戦目ではSASがアウェイでPHOを抑えて一勝目。2戦目はPHOが意地でホームの2戦目を勝利で飾り、3戦目はSASがホームで強さを発揮、PHOを下しました。PHOはTim Duncanを抑えることができず、3戦目を落としました。PHOはディフェンスよりもオフェンスを重視しているチームで、インサイドでSASを抑える選手が少ないんです。逆にSASはPHOのオフェンスを抑えられるだけのディフェンス力を持っていて、自分の予想では今の結果は当然で、SASがもう一勝するんじゃないか、と思ってます。どちらにしてもリーグNo.1のオフェンスとディフェンスがぶつかるこのシリーズは見逃せません。
最後にUTAとGSWです。GSWは8位シードから1位シードのDallas Mavericksを破ってアプセットを起こして盛り上がりを見せ、勢いのあるチームです。UTAは安定したオフェンスとディフェンスでHouston Rocketsを破って2回戦に進出しました。GSWはPHOと同じようにラン&ガンスタイルでオフェンスでゴリゴリ攻めてくるタイプです。3ポイントを主体をしたオフェンスで、あっという間に点差をつけたり点差を詰めたりする相手チームにとって常に気が抜けない素早いチームです。しかし、第4戦ではそれまで無敗だったホームでUTAに完全に抑え込まれて惨敗しました。GSWのスタイルは確かに得点を取るにはもってこいですが、速攻を主体とするスタイルにまだ選手が慣れきっていなく、終盤には選手に疲れが見え、3ポイントシュートに一番大事な足の踏み込みがおろそかになってしまっていたようでした。バランスが崩れてしまっては入るものも入りません。(一部のスーパースターを除いてw) そして、それ以上にGSWにとっての苦戦の要因はUTAのインサイドプレイヤーの存在です。GSWは速攻と3ポイントを打つスタイルから背が高く体の大きい選手が少なく、インサイドのCarlos Boozerを抑える術をまだ見つけられずにいます。第5戦はUTAに会場が移り、GSWには不利な展開ですが、13年ぶりのPlayoffs出場に燃えるファンのサポート次第では、どんでん返しがあるかもしれません。
こんな感じで現在のPlayoffsの状況を分析してみました。どうでしょうか?マニアックすぎる、謎が解けた等、コメントいただければ幸いです。一応気を使って書いたので間違えてることはないと思うんですが、もしあったらご指摘いただければと思います。ちなみに今現在はCLEとNJNの対戦中でCELが3点リード。NJNボールで残り1分という状況です。毎年興奮するこの時期、勉強がおろそかにならない程度に集中したいと思います!では、また次回お会いしましょう!! 注:この記事は実際のルールを簡単に説明している場合があります。ご了承ください。 ↓大好きです。今度はウソじゃないっす。…ランキングです。 PR
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